Touch His Philosophy
ISSUETHINGS TYPE03を着用しました。ISSUETHINGS特有のオーバーサイズがどんな感じになるのか気になっていたのですがかなり良かった。ハイテクとミリタリーが融合したような雰囲気は抜群にカッコイイ。
今だったらTシャツに羽織るのが丁度よくて古着のTシャツだとよりTYPE03と噛み合う気がします。古着でなくてもクタったTシャツが良いと思います。
というかインナーまでピカピカのハイクオリティーTシャツだと盛りすぎ、足しすぎな気がして。ピュアカシミヤの時にも書きましたが力み過ぎず、肩の力抜いてるくらいが気分。
だからこうやってある程度引き算しないと成立しない。
自重で地面に落ちるようになっているせいか不思議と160cm台の人が着ても、180cm台の人が着てもオーバーサイズのゆるさはそこまで変わらなかった。皆こんな感じでデカかった。
たぶんそれはB-Boy的なノリのオーバーサイズではないからでしょうね。しっかりと肩の落ち具合や生地の垂れ方などシルエットを綿密に計算し作っていているからこそ洒落た見た目のオーバーサイズになる。
裾のカッティングも着ると後ろ身頃に流れているのがわかるし、それが視覚的にニットのようなゆるさを演出していますね。
個人的にはそれが変にファッション過ぎないというか、デザイン過ぎずアウトドアの機能的な部分に直結しているデザインに感じて使いやすいと思います。
それこそLess Is Moreと同じ。削ぎ落としシンプルなデザインだからこそ、素材の加工やちょっとしたデザインが光る。
そこがわかると作品の完成度の高さも自ずとわかってきますよね。
ISSUETHINGSはスナップボタンやスタッドボタンだったからリベットを使うのは珍しいなと。
あとまさに今気がついたんですけど、後ろ身頃だけ垂れているじゃないですか?実は後ろ身頃だけ裏地のコットンが二枚付いてる。
だからその重みで襟抜きのように垂れる表情が生まれたんですね。
テーマとしては「変化」が大きな部分を占めているのに、シルエットに対してもかなり拘っていてしっかり着れる服を作っているのは素晴らしい。ちょっと感動した。
ちなみにひっくり返すとこんな感じ。
洗濯タグ、ブランドタグを引きちぎる前提なんだけどこうやって着ても良いんじゃないですかね。
なんならシミとか汚れが付いていても良い。それが様になってしまうような佇まい。
なんならCaraに染めてもらいたい。
その辺りは勢いと自己満でカバーしましょう。
ちなみに雨だったりタイミングがなくて、撮影時刻は今日の朝6時。手伝ってくれた彼女は終始無言でした。
そりゃそうか、こんなフューチャーテックなサングラス掛けてたらふざけてんのかって感じですもんね。
私は真剣にカッコイイと思ってるんですけど。
それと今週も新作が届く予定です。作業で店にいることが多いと思うので、営業時間外でのご来店も連絡いただければ対応いたします。
ご来店、問い合わせお待ちしております。
問い合わせは下記から
Mail acacia.shizuoka@gmail.com
住所 静岡県静岡市人宿町2丁目5-22 2F
時間 13時-19時