Indigo Blue


旧織機を使い長い時間を掛けおられたデニムを採用しヴィンテージさながらの色落ちを楽しめるEEL Productsの砂浜デニム。最近は中目黒店限定でコーンミルズ社のホワイトオークを使った砂浜デニムを発売し即完させてましたね。

その砂浜デニムですがお客さんが1年半〜2年ほど前に買ったものを良い色落ちさせていたので撮影させてもらいました。*ちなみに新品はこちら

お客さんによると半年以上は洗わずに着用しアタリをつけたとのこと。しかし砂浜デニムがワンウォッシュしているために生デニムとは違いヒゲは入りづらいと言っていました。


ただそれでも綺麗に縦落ちした綺麗なインディゴ。青さ具合も良くないですか。

これを見て「本来のデニム」というのをちょっと感じて、今はヴィンテージブームがかなり盛り上がっていてLVCを買って糊落としをして穿き込み、ヴィンテージを再現するというのが流行っていますよね。

ただこの砂浜デニムはそうではなくてデニム本来の作業着のノリで穿いて色を落としていく。

ほんと古着屋に並んでいる、無造作に置かれているあのデニムのような感覚なのかなって思いました。


美しいテェーンステッチ部分。お客さんも丁寧に色落ちさせてきたわけではないと思うのですがこんな風になります。普通に美しいですよね。

男にとってデニムって特別なアイテムだと思うのですが最終的に思うのがたかがデニムって部分。もともとは作業着で炭鉱夫が穿いてたもの(調べたらジェノバの船乗りだった)というのが原点。

だから変に自分のなかで付加価値を付けすぎてしまうのは違うんじゃないかと思ってます。

穿いてこそ、穿き潰してこそのデニムかなと。


革パッチも良い感じにコッペパンに。このぐらいの焼き加減が1番いいのよ、インディゴとの配色が凄く良いから。

あとファッション的にもこのくらいが使いやすいと思っていて、最近自分が持っている白に近い水色になったLevisの501を穿いたら本気の雑巾に思えた。

服から日常が見えすぎてるというか色落ちや汚れ、ダメージが使い込んでますねというレベルじゃなくてそれもう逝ってますよってレベルだった。

あれ穿きこなすとなると自分が本気ヒッピーになるくらいしか帳尻が合わないと思う。


Blouson / BEAUGAN / Dorozome Type 1st / ¥95,000+Tax

色落ちのデニムに泥染のブルゾン。THE現場って感じの組み合わせだけど最強なのよ。

旧織機で織られたデニムに世界で唯一泥染を行なっている奄美大島で染められたLevisの1stをベースにしたブルゾン。立ち位置や客層を考えたらEELとBEAUGANは被らないのにお互いが約100年前のことに目を向けて2021年にそれをエッセンスに服作りをしている。

精神論じゃないけど、そういった所を服で合わせるのは凄く面白いと思う。


泥染ブルゾンはサイズ2(M〜L相当)が最後の1点。こう言ったノリでデニムに合わせたいな。

ブルゾンは久しぶりにOPENさせたOnline Storeに掲載しているので見てください。

もちろん来店もお待ちしております。9月だからアウター攻めようぜ。

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住所 静岡県静岡市人宿町2丁目5-22 2F
時間 13時-19時