Past or Future


Blouson / BEAUGAN / Roustabout Jacket 
T-Shirts / EEL Products / Quali Tee
Denim / EEL Products / 砂浜デニム
*上記アイテムは通販可能です

Tシャツじゃないんだよね、まだこの時期は。そこでBEAUGANのブルゾンを着用しているここ数日。

形状こそブルゾンですがポリコットンの生地はライトアウター 〜 シャツのような羽織やすいし、なによりデニムに最高に合う。

実は今、同型の別の色で染めてもらう企画を進めていてそろそろ手元に届くはず。そちらの方がBEAUGANらしさが詰まっていて別物として仕上がるはずなのでとても楽しみ。

しかも7月はTochcaのBagも届く予定なので新作が多くて胸が踊ります。


このブルゾンは加工の入っているモデルが1枚だけあり、あとは無加工のものになります。

初見のお客さんはほとんどの方がこの加工を理解出来ずに「それって染まってるんですか?」とヌカしてきます。そこで間髪入れずに「あ、これはコットンとポリエステルを1本の繊維として捻りそれを織って生地にしていてその後に天然繊維だけ焼き切れる特殊な機械で加工しているんです」って早口で説明するの。

そうすると大体は「すごいですねぇ〜」って返答してくれるんだけど、分かってねーだろ!と思いつつ「いや僕もよく分かんないんですけどね」と答えるのが一連の流れ。

実際はヴィンテージの軍パンでコットン部分だけ擦れてポリが露出していたところからインスピレーションを得てこの加工に辿り着いたみたいです。

そしてその加工に経年変化で色が褪せたりシワが付いたりという時間が進む変化ではなくて、新しい生地が出てきて時間が戻る「遡及変化」という新しい作品との向き合い方を楽しめる。

天然繊維や染料にこだわって経年変化が起こる作品を生み出してきたBEAUGANだからこそ、この新しい変化は特筆すべき部分だと思う。


デニムに合わせたいのにも意味があってブルゾンはLevisの1stをベースにフランス語のBlouson(膨らみ)を指すように大きめに作られている。これはデザイナーのクリストファーがヴィンテージを愛しているからであり、ヴィンテージアイテムの持つ合理的な部分と天然素材をミックスして常に作品を作っている。

そんなヴィンテージ要素の強いモノだったらデニムもそうあるべきとヴィンテージの織り機で織られた砂浜デニムを合わせたと言うわけ。

似ているポジショニングだしベクトルの向いている方向も似ていると思う。ちなみに無加工の方がサイズ1のみ、加工ありがサイズ2が1枚ストックありますのでご希望の方はご連絡ください。

というか1枚目の自転車ミラクル過ぎんか?

問い合わせは下記から
Mail acacia.shizuoka@gmail.com
住所 静岡県静岡市葵区人宿町2丁目5-22 2F
時間 13時 - 19時