ULTERIOR "LAMB LEATHER OVERLAID SHIRT"

ULTERIORから届いた新しい作品を紹介します。

前のブログでも書いたように目玉の今作。

当店としては滅多に取り扱わないジャンルのモノだし、これから先もこれ以上のモノがない限り取り扱わないジャンルのモノだと思う。

それくらい今回の作品は良かった。多くの人に見てもらいたいです。

Brand / ULTERIOR

Model / LAMB LEATHER OVERLAID SHIRT

Price / ¥170,000+Tax 

Size / 3 / 4

Color / Black

Material / Lamb Leather

「レザーアイテム」男なら不可欠なアイテムであり「良いものが欲しい」と思うアイテムではないでしょうか。

しかし知れば知るほど納得できるものは見つからず時間ばかりが過ぎていき辿り着いたのがULTERIORの展示会場。そこで作品を見初めて1発目に雷が脳天を直撃したのがこのレザーシャツでした。

画像で見てもその雰囲気と高級感は伝わると思うのですが着た時の空気感がライダースやムートンとは全く違った。個人的には全作品の中でもぶっちぎりでした。ウサインボルトがゴール直前に周りを見回すくらい余裕のぶっちぎりでした。

そしてそれを裏付けるように先に画像を送ったお客さん達からも絶賛されています。

何がそこまで良いのかという話なのですがまずは皮革。

スペインのラムレザーを使用している今回の作品。手に馴染む柔らかい質感のラムを水染めしているため、表面のきめの細やかな表情や強い光沢が生まれます。

そしてそれをライダースではなくレザーシャツに採用しているというのがミソ。ライダースのように無骨にするのではなく、シャツという前提でドレスに仕上げる。ここを念頭に置いているためにラムレザーを選ぶのは最早必然。

カーフやホースと違い軽い仕上がりになり、まさにシャツと呼べる作品になっています。

脳天に雷が直撃した理由もこのレザーなのに「シャツ」という部分がしっかり表現されていてインナーとしても、アウターとしても頭張れる塩梅の良さでした。

裾はラウンドしていてラムレザーが柔らかいので着ているとダラッと力の抜けた顔になる。

そのやる気のなさが最高にワルでカッコイイ。

なぜシャツなのか。それはライダースのバイカーの顔でもなく、ムートンのようなミリタリーでもない、このシャツにしかないワルい顔が良かったから。(本当に1歩間違えると背中からチャカ出しそうな雰囲気はある)

そしてそれが唯一無二かなと思ったんです。

ヨーク部分は前に紹介したシャツと同じ重なり合うデザイン。ただ同じデザインでも素材が違うだけで全然見え方が違う。

あとヨークのラインと袖のラインが繋がっているからか丸みを帯びて見えて、フロントよりもバックのほうが不思議と綺麗に見える気がする。

こういう細かいところを見ていくとベースはドレスシャツなんだなと。ラインシートの説明文をコピペして通販サイトに掲載するだけの物の見方では決して分からないデザイナー牧さんのやりたいことが分かってくる。

ただその一連の流れを汲んでおきながら結局はワルく着たい。誰よりもワルく着たいね。

多分当店に来るお客さんてある程度服のことを理解しているし色々見てきて(着て)いると思う。そこでこの値段を出す時にTHE ライダース買うかって言ったら買わないと思うのよ。

でもこの作品には他のレザーには出せない空気があるし、この金額を出せる特別感もある。

だから今回この作品を目玉と言い切れる。

通販も承っているのでお問い合わせください。

問い合わせは下記から

Mail acacia.shizuoka@gmail.com

住所 静岡県静岡市葵区人宿町2丁目5-22 2F

時間 13時 - 19時