In Between
Denim / EEL Products / 砂浜デニム / ¥18,500+Tax
Glasses / 岩崎眼鏡枠製作所 / 私物
雨がデフォルトになってしまった今年の夏。日が射すのが久しぶりすぎて大好きな打ちっ放しの白い壁の前で撮影。
おもむろにレザーの袖をまくりIGSのクラウンパントをサングラスのように掛ける。
前回に引き続きテーマはやはりワル。コートやブルゾンのような重衣料になればなるほど袖をまくったり雑に着るのが格好良く思える。
それは多分Tシャツ1枚のスタイルを「今日ラフだね」と言うようにコートやブルゾンは対極にいる存在でしっかり着飾っているように見えるアイテム。しかしそれを雑に着て「Tシャツのように使います」という気兼ねなさが格好良いだと思う。
前回よりもバイカーやワーク味が増したけれども、それでもやはりライダースとは違った空気を味わえる。
シャツという繊細で普通ならばドレスアイテムとして使われるアイテムをレザーで仕立てたからこそ、この雰囲気が出るのではないか。
このライダースのようなカジュアルでもなく、ハンド感の強いアルチザインでもない絶妙な空気を感じてもらいたい。
Bag / Tochca / KINCHAKU / ¥58,000+Tax
デニムのインディゴにバッグとスニーカーのブラウン。この色が完璧。
インディゴにブラウンなんて合うのは頭では分かり切っているんだけど、実際合わせてみると全然違う。想像の倍は良い。
特に今回はデニムもスニーカーも乾いた表面をしているからKINCHAKUの光沢が輝かしい。まるで砂漠の中に突然現れたオアシス。
これは買うべき。
このレザーのシャツとしてのドレッシーな部分も表現出来ているし、レザーの重厚感ある質感とワルい存在感がしっかり融合している。
きっとこの1枚はレザーはシャツをベースにしていないとダメだし手首にはゴールドのバングルがなければacacia的に成立しない1枚だったと思う。全部がうまくハマって、バイカースタイルの無骨で土臭い感じになってコスプレに近いスタイリングになる一歩手前で踏み止まっている。
このバランスが大事だしそこを考えるのが面白い。
続く。
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Mail acacia.shizuoka@gmail.com
住所 静岡県静岡市葵区人宿町2丁目5-22 2F
時間 13時 - 19時