Tochca "KINCHAKU"
Model / KINCHAKU
Price / ¥58,000+Tax
Size / 縦34cm 横31cm マチ2cm
Color / D.Brown
Material / Maremma Leather
Tochcaのポーチをいつも愛用しているのですが出張時やカメラが必要な時に、ポーチと別でカメラや他の荷物を持つことが嫌でこれ1つに全てまとめられる容量のBagが欲しかった。しかもコードヴァンで。
それをTochcaにお願いしていたのだが、まずコロナの影響もあり良いコードヴァンが見つからない。この話が持ちかけたのが2月くらいだったと思う。それからレザーを見つけるので4月まで待って欲しいとのことで待機。
しかし前述したようにコードヴァンは見つからず他のレザーを探すことに。
そこで見つかったのが今回のモデルに採用しているMaremma(マレンマ)というレザー。
イタリア・フィレンツェのタンナーが生産しているのがこのMaremma
キャビネットに掛けてある画像が赤く写ってしまってますが実際はこのくらいのチョコレートのようなダークブラウンです。
そのコードヴァンのように輝かしい表面は無理やり光沢を出した合皮と疑いたくなるくらいの美しさ。牛革なのですがここまでハリ・光沢がある牛革は初めて見ました。
このJewelryのような輝きと色合いの美しさがあるからこそ「アクセサリー」として使える。
しかもその美しさが欠けることなく使い続けられる。
これは私物のD.D.Navyで5月末から使っていますが未だにこの光沢。もちろん画像は一切加工なし。
ハリのあるレザーなので口部分が最初は閉まり辛いのですが、私物はかなり柔らかくなりシワが出来るようになり、またそこに光沢が生まれる。
使えば使うほど凹凸が出来て光沢が生まれ、美の連鎖が繰り返されます。
でもそれを感じさせないくらいまとまった機械的な仕上げなのが個人的にグッとくるポイントで、フルハンドで作っています!と言っていても本当にハンド感溢れる代物だと困るのよ。だってそれ素人と同じやん。
繊細で、究極まで研ぎ澄まされた技術があるからこそ「美」が生まれ「作品」と呼べるものが仕上がる。
要はどれだけ孤独で、どれだけモノと向き合ってきたか。前に先輩に「甘い奴らは血を見てない」という発言を聞いて今考えるとそう言った部分に通じてる気がする。幕之内一歩が復活するために人外の域に足を踏み入れないといけないのと同じ。
そしてそこに足を踏み入れた天崎さん(Tochca製作者)は引き換えにコミュニケーション力を失ったんだろうな。いやマジで。
そんな天崎さんがこのレザーのことを絶賛していました。
何より常に新しいレザーを探し続けていて今回のMaremmaも初めて扱ったと書いてありますが探究心が凄いですよね。
こういう人の作るものはそれだけで説得力があるし満足できる。
特に今回のKINCHAKUは望んできた機能面、そして芸術性を持ち合わせている作品だったので私が満足しているし本当に皆さんに見てもらいたい。
D.D.Navyのほうは1点のみストックがあります。
焼け付く日射しにTシャツ&短パンでもこのBagがあればしっかりファッションになる。そんなBag(アクセサリー)
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Mail acacia.shizuoka@gmail.com
住所 静岡県静岡市葵区人宿町2丁目5-22 2F
時間 13時 - 19時