パリで思ったことを話そうか

今回のパリで色んな人と話して思った事と言うか、納得出来たことがあってそれについて話そうと思います。

結局服屋って「服が好き」が大前提にあると思うんですけどこの業界に入って早12年くらい、商売という一つの手段になっている気がして好きかどうか分からなくなっていました。

だって生活そのものなんだもの、好きとかそう言う次元じゃなくなってきてるよね。

ただその中で自分のやっていることに対して100%好きと言えないのが嘘をついているのではないかと言う気持ちがあって胸中複雑でした。もっと洋服が好きな人だったらもっと上手く商売も出来るんじゃないかと思ったり。

ファッションストレートエッジのじゃないけど四六時中洋服のことを考えているのが正解だと思っていた。



そしてパリに行けば当たりと思うブランドも勿論あれば何でそんなんでブランドやっているの?ってブランドもある。

そーなると余計分からなくなってくる。



で、結構モヤモヤしつつパリに行き展示会に行き人と話しその夜、Atelierの石崎さんと飯に。

まぁ昔からブログ見てたし大好き且つとても尊敬している先輩で、だからこそ「洋服好きか分からない」なんて質問したくなかった訳なんですけど酔っ払って言っちゃたんですよね笑 

そしたら石崎さんから「30そこそこ(年齢)で洋服が一番ですなんて奴頭おかしいよ」

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彼が言うから言葉に厚みも生まれるんだろうけど一瞬で溜飲が下がったというか胸の重荷が降りました。結構酔ってたけど鮮明に覚えてるし(むしろ他のことあんま覚えてない)良い意味でショッキングだったんだろうな。



で、某隠れんぼ先輩がツイートしてた件も聞いたりしたから余計にその言葉を聞けて納得出来た。

別に一番ではなくても服に正直でいられる方が良いし、まずお客さん達を騙すようなことはしていないし。

何が正解かは分からないけど。



うーん、でもお金あったら服買っちゃうからまー好きなんだろうな。。。。




あ、いっけね!服じゃなくてチョコ買ってたわ(Sold)