Lounge Sai 見所 - 4 (New Brand)


Brand / BEAUGAN
Model / Squatter Blazer
Price / 82,000+Tax 
Color / Bracken(Blue-Green)
Size / 1 / 2
Material / Khadi Cotton

Sold


当店からLounge Saiでローンチする新ブランド BEAUGAN(ボーガン)の紹介です。

オーストラリア人として3人目のアントワープ王立芸術学院の生徒 
Cristopher Hancy

アントワープ王立芸術学院と言うのは世界随一の芸術学院であり歴史に名を刻む多くのデザイナーが出ている学院です。

そして専攻するクラスに60人しか入学出来ないかなりの倍率でありそこから卒業までに20人弱に絞られると言う過酷の環境の中、Cristopherは卒業間近に迫った時期にトワルをアントワープシックスの一人、ウォルター(ウォルターヴァンベイレンドンク かなりドワーフ)に作っては捨てられ、周りの友達は蹴落とし合うと言う環境の中で「服を作ると言うのはこう言う事ではない」と気付き自主退学します。

しかしその後も幼少期に見たYohji Yamamotoのアーカイブコレクションを忘れられず服作りを続け彼が思う服を世に出し続けています。

そしてその後、退学したのを落ち込んでいた時にHAIDAER ACKERMANNに「俺も全く同じ気持ちになって辞めた」と聞き少し自分の行動に納得できたと話していたのが面白かった。





その彼が作る作品は基本ヴィンテージをベースにしており、そこに自分たちで作り上げた生地を採用しています。

今回紹介するジャケットも、まだ言えないのですが他のモデルに使われていた生地も私にとってはかなりエキサイトする物で凄く楽しい。

買い物に来て誰も知らないのに間違いなくカッコいいブランド見付けちゃった、そんな気分てあるじゃないですか?私それと今全く一緒の気持ちです。




で、この生地なんですがKhadi Cottonて手紡ぎのコットンに藍染をまず施します。

その後黄土と言う読んで字のごとく黄色い土を何度も何度も生地に定着するまで染め直します。

そうやって出来たのがこのBlackenカラーの独特な青緑、そしてそこに入る黄土の黄色。




これは藍染だけにヴィンテージのデニムの色にかなり近いニュアンスだと思います。

インディゴの色が抜けスレて薄くなってそこに日焼けや汚れで茶味掛かるようなそんな風合い。

形はそもそもフレンチヴィンテージにあるようなワークジャケットなのですが生地の色や風合いまでそっちよりになっている。





Brand / BEAUGAN
Model / Squatter Blazer
Price / 82,000+Tax
Color / Gunpowder(Inc-Black)
Size / 1 / 2
Material / Khadi Cotton


色違いであるGunpowderも一見普通のブラックですが初期段階で藍染を施した上にドロ染をしているのでやや青み掛かっているんです。

ブランド側もボールペンのブラックのような色合いと言っていて要は普通の黒ではないぞと。




そうやって何度も染め直して生まれた生地はコントラストが生まれて奥行きのある顔をしている。

墨汁とか炭とかに近いような、化学染料のパキッとした単色ではなくムラのある感じ。





故に画像にめちゃくちゃ力がある笑

存在感バリバリ。

これをAtelier Pantsに合わせたいんですよね。

ちょっと小汚くなりそうだけど靴とインナーのニットで解決。

絶対良い。




ちなみに靴も今日紹介する予定です。

連日Lounge Sai関係の投稿になりますが毎日何件も反応があって忙しくて膝が笑ってる。

マジで皆さん週末お願いしますね。

では次はようやくブーツの登場。

続く。


気になることありましたらお気軽にお問い合わせください。
MAIL acacia.shizuoka@gmail.com