だけどやっぱりドロが好き

Jacket / BEAUGAN / Beuys Blazer / ¥125,000+Tax

＊他私物　ジャケットのみ通販可能です

ふとデニムとBEAUGANのジャケットを合わせてみたくなって店頭にあるBauys Blazerのサイズ2(大きい方)とLevis 517を合わせました。

和紙の漆のようなマルチ染めとデニムの色落ちの仕方が抜群に相性良いかなって。YouTubeで話したようにヴィンテージとアルチザンは表裏一体で、もちろんコーディネート的にも噛み合うんだけどこのデニムは94年のレプリカで最近のモノ。

でもMade In USAらしいThe Denimな色落ちが凄く綺麗で、その土っぽさがBEAUGANにハマるなと思いました。

同じ染め方をしているモンキーパンツを毎日履いているから分かるんですけど、色が薄くなりやすい縁の部分が夜明けの空の色(ブルーモーメントって言うらしいんだけど名前ダサい)になってきます。

だからこのジャケットも袖の皺の寄っている部分が青白くなってきて意味不明な色落ちの仕方をして迫力が増すと思います。多分それはTen cでレザーのような経年変化って例えるんですけどそれと同じだと思います。

むしろレザーのような皺の入り方をして更にデニムのように色落ちするから変化だけでいえばTen c並みか、それ以上変化するんじゃないでしょうか。

というか何回見返してもこのジャケット格好イイですね。惚れ惚れします。

デニムは517のフレアを殺しきったカットオフ&ロールアップ。でもシルエット関係なしに501よりも517の方が気分なんですよね。なんかファッションしている感じするし。

と言うかそうでもしないとジャケットは古来から伝わる染色方法で作られたもので、デニムは作業着というファッションから程遠い服屋になってしまうからだと思います。

もっと流行り物とかやれるような人間だったら楽だと思いますけど、自分は商売以上に服が好きでファッション以上に物作りに興味があるから死んでも出来ない。

だって泥で染められた服の方が100倍格好良いんだもんッ☆

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