Exclusive for acacia


皆さん、「この記事」のこと覚えてますかね??

そう、ISSUETHINGSの渡辺さんと打ち合わせした時の話。その企画がようやく完結に向かい始めてます。

この時ISSUETHINGSとacaciaの間で色別注みたいな簡単な企画じゃなく、本気でISSUETHINGSにはないような作品を作ろうと話していました。

そこでまず向かったのが生地探し。

渡辺さんと2人で彼がいつもお世話になっている生地屋に会いに行ったんだけど、担当の人がいわゆる昭和気質な方で一見は全く相手にしないような人で渡辺さんも相手にしてもらうまでかなりの時間を要したみたい。

そんな所に彼のツテで入れた訳なんですけど、見渡す限り生地の部屋は一般人が街中で利用する生地屋と比べたら雲泥の差があるくらい見たことも触れたこともない生地でパンパンになっていました。

でもそれが最新の生地だったとしても"ハイテク"のような感じではなく、伝統的かつ革新的な生地でそれが私の胸を高鳴らせました。


そしてとある生地が目につきそれにしようと思ったんですけど、色々話しているうちに1から作ることに。

結果すごい生地が上がって来ました。



その後、ISSUETHINGSのアトリエで渡辺さんとどう言った形にするか話し合い。

彼は服の基本的な造形を学んだあとに、歴史的な背景も学んでいてモノの生い立ちを分かっています。なので今回の作品もヴィンテージから引っ張ってきたベースにISSUETHINGSらしい提案が落とし込まれているので新しく見える。

そんな作品だからこそ前述の生地が作品的にも、話の辻褄的にもあってきて面白いなと思ったんですよね。結局そこも噛み合ってないと自分の中で納得出来ないですしお客さん側も理解できないと思って。

そして出来上がってきた生地がこれ。


Super170 - Denim Fabric (Wool 100%)

こんなウール初めてです。考えられないくらい肌触りが良くて、考えられないくらい軽い。
(確かSuper170はロロピア☆ナとかが同じ生地使ってスーツ作ってますね。)

紀元前から使われ1930年代頃までは体操着のような一般的な衣料としても普及していたウールが人工的な素材を使わずしてここまで来ました。見たことな生地なのに根本が究極にクラシックなのが胸アツです。

明日詳細をお伝えします。数が死ぬほど少ないです。

しっかり寝て待っていて下さい。

問い合わせは下記から 
Mail acacia.shizuoka@gmail.com 
住所 静岡県静岡市人宿町2丁目5-22 2F 
時間 13時-19時 
週末 12時-19時