ISSUETHINGS "TYPE2 - Shotgun Effect"
新しく感じる部分もありつつ、当店におけるISSUETHINGSってこんな感じだろってポイントが詰まった作品。
是非見ていただきたい。
Model / TYPE2 - Shotgun Effect
Price / ¥95,000+Tax
Size / One Size Fits All
Color / Washed Black
Material / Polyester66% Rayon34%
以前紹介したTYPE3同様に様々な生地に同じ洗いを掛け変化の違いを表現した作品。
ベースになっているモデルはUS ARMYのM-65(モッズコート)それに洗いを施したキルティングの生地を載せています。
なので全体的に膨らみがあり表面は凹凸が出来、それにより陰影が生まれている。
ぱっと見で、平面な感じではなく立体的に見え土臭い印象が伺える。
なんというか、私の中のISSUETHINGSってどうしてもこう言ったイメージなんですよね。
展示会シーズンを過ぎてしまっていたからデザイナーのアトリエまで足を運びデッサンや様々な資料の中に並ぶ作品。展示会場と違って雰囲気もクソもない場所だったにも関わらず、その場でオーダーしてしまうくらいの衝撃があった。
もちろんその衝撃は店頭に並んだ時もお客さんにしっかり伝わり全国から反響がありました。
このダメージの具合がリアルでむしろこっちがショットガンを持っていても違和感ないくらい。
そもそもがミリタリーアイテムベースなのでその空気が凄く良くマッチしている。
ただ厚手のメルトンを使用したようなヘビーアウターとは違い、中にレザーシャツやデニムブルゾンが着れるような厚み。One Size Fits Allの大きめの作りですし。
だからULTERIORのレザーシャツはもちろん、春に作ってもらったmasao shimizuのGジャンを着込んで使いたいな。
コートはフォーマルに合わせるよりも力を抜いてラフに合わせたほうが格好良いと思っているのですが、このコートに関しては土臭さが強いから今回のようなサッパリした合わせも好きなんだけど、ガッツリ綺麗に合わせても格好良いと思っています。
その辺の幅の広さもそもそもがミリタリーベースというのが強い気がする。
それと今期は特に思うのですがシルエットがかなり計算されて良くなっている。使う素材、加工によっての重みやドレープの出方を計算して立体裁断なのかと思うような仕上がりになっている。
今回も相当な生地量にも関わらず着心地がよく、裾のなびき方や背面のドレープがかなり美しい。
あと先ほども書いたダメージの量。着てみると一層バランスがいいなと思う。
目につくダメージだったらデザインで見てしまうけど、このくらいだと本気で経年によって与えられたダメージに見える。そのリアルな部分が作品としての厚みに繋がっている気がする。
渋い。
4シーズン目にあたる今回の作品には素材や加工に成長が伺えつつも、どこか1stシーズンのインパクトを感じる。
そしてその両面が良い方向に働いて荒さや角が取れたのが今回の作品。
個人的にはルックスも着た感じも相当好き。名作だと思います。
もはや正式名称でした。
当店だけの、当店らしい作品。
明日10/23より店頭にてご覧いただけます。是非。
問い合わせは下記から
Mail acacia.shizuoka@gmail.com
住所 静岡県静岡市人宿町2丁目5-22 2F
時間 13時-19時
週末 12時-19時