Dimissianos&Miller "Full Grain Italian Calf Slip-On"
日本だとサンダルが有名でサンダルしか展開していないお店もあるくらいなのですが、当店acaciaはむしろ靴しか扱っておりません。
理由としてはこのDimissianos&Miller特有の造形美がサンダルよりも靴の方が余すことなく表現されているから。
そしてこのブランドを取り扱い始めた理由がその靴の美しさが他のブランドと一線を画していたから。
だからサンダルは展開せずに靴のみ取り扱っているんですけど、今回は唯一サンダルに近いと言うかこの灼熱にピッタリな1品だと思います。
Brand / Dimissianos&Miller
Model / Full Grain Italian Calf Slip-On
Price / ¥73,000+Tax
Size / 39 / 40 / 41
Material / Italian Calf
Color / BLACK
スリッポンです。
しかも私がよく履いているマルジェラのバブーシュに似た踵に芯が入っておらず踵を踏めるタイプ。
だから最早サンダルなのよこれ。それでいて履いた時の顔がすごく凛々しい。
正直物凄くスピーディーに物事が進んだ作品だったのでレザーの質や色が不安だったのですが、蓋を開けてみれば最高の出来栄え。
時間通り来なかった配達員に覚えた怒りもどこへやら、マジハッピーですわ。
見ての通りかなりキメが細かくお客さんとコードヴァンかとオモタって会話があったくらい綺麗です。
なんで履くとスリッポンなのにドレスシューズみたいな雰囲気になります。この独特なモード感がDimissianos&Miller特有だなと本当に思います。唯一無二。
しかも芯は一切使用しておらずトゥも長い時間をかけ吊り込みをして形成。素足で踵踏んでクッタクタに履き込むのが一番格好良いヤツですわ。
画像は私の足袋バブーシュなんですけどメチャクチャ伸びてしまいました。
だからいつもよりも1サイズ小さ目を選んでいただいて足に馴染ませてください。
履いているのを見ると分かるんですけど、物だけで見ると凄くシンプルなのに履いた途端にモードじゃないですか。
Less Is More
これを象徴するような究極までデザインを削ぎ落としたからこそ生まれたモード。
それって素材もそうですけど卓越した技術がないと出来ないことであって、機械的に生産されたものでも出ないものなんですよね。
人の手で、なおかつ高い次元で作り込まれてないと、こうはならない。
あと1つだけ特徴があるとしたら履き口がスクエアなんですね。直線にデザインカットされたその履き口だけでこれだけモードでエレガントに見える。
しかも使おうと思えばドレスシューズでも使えるからサンダルとローファーが融合したような作品に近いかも。
私の夏の足元はこれ。素足で踵踏んでリネンパンツとサマーニットとスイカバーで終いや。
明日しっかり着用を撮って載せるのでまた見てください。
気になる方は来店・お問い合わせください。
問い合わせは下記から
Mail acacia.shizuoka@gmail.com
住所 静岡県静岡市人宿町2丁目5-22 2F
時間 13時-19時
週末 12時-19時