12/11 Cassandra Harada Knit Order Event
名前はCassandra Harada
国内外ニットメーカーは多数いますが、彼女が面白いのは自分で牧場を持っていると言うところ。
彼女の母国アメリカ(イリノイ州)にて羊を育て毛糸にし各国に出荷。しかもその毛糸の細さはカシミヤと同じ細さで非常に柔らかい。
話をしている中でやっぱりアーティストだなって思った部分があったんですけど、彼女はニットの柄の意味や地域でのデザインの違いなどすごく詳しいんです。
そこで私の着ていたニットを見て「クラシックなデザインだったらココはこうだね」と指摘が入ったり、この糸だったらこの地方のフィッシャーマンが着ているって話してて、まぁ一言で言ったら相当頑固。
それゆえにクラシックで由緒正しいニットを作ってもらえると感じました。
今回使える糸の中にはウール以外にカシミヤも含まれていて、彼女が手に入れられるカシミヤは上質なのにかなりロープライスで出せるのでウールでセーターを作ってもカシミヤで作ってもそんなに値段は変わらないようです。
ウールだと柔らかいものからシェットランド以上に硬いものもあったりして糸から選べるのも面白いかなと思います。
あと彼女はBrycelands&Coのイーサンと仲が良くてニットキャップを常に卸しているんだけど、そのニットキャップが良くて今回は別の形ですがニットキャップも製作してもらえることになりました。
ニットサンプルは後日送ってもらえるのでまたブログにアップします。
12/11日はCassandraも来てくれるので話し合ってどんなデザインと形を決めてもらえます。
概要はこんな感じ。
Cassandra Harada Knit Order Event
日時 12/11(日)
時間 12:00 - 19:00
場所 静岡県静岡市葵区人宿町2丁目5-22 KADO 2F
納期 2-3ヶ月
価格 ニットキャップ2万 ニット 9万〜(カシミヤ含め)
デザインに関してはサンプルから選んでもらっても、変えても大丈夫です。
ディスカッションして決めましょう。
上の画像は綿で送られて来た状態のウールを糸にする機械(マシーン)というか、道具。めちゃくちゃな量がアメリカから届くらしいです。
下の画像は80年前のテーラーの教科書。
彼女はテーラーも勉強中で伝統的な製法を見に作るために昔の教科書を読んでいるみたいです。話聞いてたらNさん用に貸してくれるってことでお店に送ってもらうので皆さんも見れますよ。
ということで、Kerukに引く続きアクの強いアーティストのオーダーイベント。
でもそのアク(ニットに対する探究心)がないとこっちも楽しめないんですよね。だから是非Cassandraに会って話して伝統的なニットを感じてもらえたらと思います。
問い合わせは下記から
Mail acacia.shizuoka@gmail.com
住所 静岡県静岡市人宿町2丁目5-22 2F
時間 13時-19時
週末 12時-19時