きっと夏のせい

服屋を初めて3年目。

服の売り方以上に世界的に過渡期のような年になり様々なことが変わったし変わり続けるんだろうなと感じます。

そして当店は約二ヶ月に渡る移転。

もちろんもっと刺激的な事をしないといけないのは分かっていますがそれ以上に自分が楽しめてブルックリンでぶっ倒れそうになった時みたいなアドレナリンがほとばしる感覚が必要なんじゃないかと。そうまでして手に入れたいと思うモノじゃなければ店閉めたほうが良いんじゃないかと。

誰も知らないお気に入りのバンドを見つけた時や、入荷が待ち遠しくて足繁くお店に通ったあの頃の興奮とときめきが私は一番欲しいです。



最近はよく山に行くのですが引き篭もっているインドア期間と対極にあるアウトドアだからか全てに感動します。

空や川が綺麗なだけでずっとその場に居られる。

人が考え抜いて作ったものよりも何も手を加えていない自然の方が刺激的で求めているものに近い感覚がある。

画像は蕎麦屋だけど。


突き抜ける青に入道雲、青々とした木々に真っ青の保冷バッグ。男なら分かると思うけど何かドキッとするもんがあるんだよな・・・。

夏だからかなぁ、夏だもんなぁ。


もちろん秋冬は既に仕込んであってそんなトキメク物ばかりだからヤル気になっているんだけどね。次のお店カッコよくなりそうだし。


でも今一番言いたいのはくるり最高ってこと。聴いていると泣きそうだ。

きっとあれもこれも夏のせい・・・